ひろげていこう 発達障害のWA!~「困ってる子」という視点からの支援~

アスペルガー症候群やADHD、学習障害、自閉症などの発達障害の子は、困らせる子じゃない「困ってる子」。その視点から困ってることを解決する支援のヒントや工夫を考え、もっと発達障害の子たちから見えてる世界によりそっていきましょう!

Note、はじめました!

ご無沙汰しております。

最近Noteで、ほぼ毎日、ブログでもない、日記でもないような事をツラツラと書いております。

 

よかったら覗いてみてください。

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こちらのブログでは、Noteでは書ききれない内容の深い事があれば書く予定にしています。

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「どうせ何を言っても無駄…」という学習性無力感に苦しむ発達障害の人たち

「学習性無力感」って耳にしたことがありますか?

精神的に追い込まれた状況から逃げようと試みたり抵抗しようとしたりしても状況を変える事ができず、「何をしても意味がない」ということを学習し、その苦しい状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象のことなんです。

 

発達障害のある子は、なかなか自分が困っていることに気づいてもらえず、また自分がなぜ困っているのかも自分ではわからない事が多いんですよね。だから自分にとって嫌な事、わからない事、不安な事が起こった時に、その困った状況を言葉で伝えられず、代わりにそれらを回避しよう・防ごうという行動を起こします。

これがいわゆる「問題行動」とレッテルを貼られてしまっている行動なんですよね。

でも、その行動は、「わかってもらいたい何か」「回避したい何か」があることの現れなんですよね。でもそれに気づいてもらえない…。

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「盲人だけの国」から考える、障害とは?ハンディキャップとは?

Twitterで今「女だけの街」が話題ですが、最近読んだH.G.ウェルズというSF作家の「盲人の国」(英語ではThe Country of the Blind。「盲人国」という邦題の場合もあるらしいです。「タイム・マシン 他九篇」というウェルズの短篇集の中の一つのお話しです)という1904年に世に出た作品を今日は紹介したいと思います。 

タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫)

タイム・マシン 他九篇 (岩波文庫)

 

作品は、「バリアフリー」とか「ユニバーサルデザイン(UD)」という言葉や概念がまだなかった頃に作られたのですが、「“障害がある”というのはどういうことなのか」「ハンディキャップとは?」「マジョリティ・マイノリティがもたらす“バリア”とは?」などなど、今現在私達が直面している問題を考えるヒントが満載なんです。

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障害のある子の学校での居場所と先生の居場所問題【雑記】

ハフポストさんに寄稿した記事

www.huffingtonpost.jp

へTwitterやFacebookで沢山の様々な反応をいただきました。

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自閉症の人の感覚過敏による偏食とホムンクルス 自分を責めないで

自閉症の人の偏食は、好き嫌いというわがままなどの感情の次元ではなく、感覚過敏や同一性保持の特性からくる恐怖に対する防衛反応であり、安心を求めた行動なんですよね。 

感覚統合療法での改善は少しはみられるものの、残念ながら明確な解決方法は見つかっていませんが、「安心」を求めた行動という観点から「無理強い」は悪循環でしか無い事をまずは知って頂けたらなって思うんですよね。

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